先日、MalifauxのTRPG”Through The Breach”を購入したので、Malifauxの歴史について書かれたロストメモリーを意訳してみました。意訳といっても直訳が多いので意味がわかりづらい部分があるかもしれませんし、間違っている部分もあると思いますので、指摘してもらえますと助かります。
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 この章で書かれていることはエマニュエル·ハリス博士なる人物が獄中にて自身の研究していたMalifauxの歴史を書き記した物であるといった演出がなされています。

ロストメモリー
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 ブリーチへの初めての突入は常に圧巻である。私がしばらくシティに住んだ後のことだが、唸るエンジンを間近で見てきた。電車の内側から、近くで亀裂を見る明確な方法はない。不気味な光があっという間に近づき、まばゆいばかりの光が通過することは容易に想像がつくからだ。

 アースサイドからブリーチサイドへの変化は明白である。君は君の骨の中に、空気中に、間違いなくあなたの自身から、すぐに変化を感じることができるだろう。その大半はゆっくりと消えていく認識でしかない。しかし、彼らの魂の奥深くで確固たる感覚が燃えてくるだろう。ある種の力が目覚め、運命を決定的に変更される。

 これを最後の書状として、仕事をすすめ、座して牢に囚われ、避難されながら死ぬ我が生涯の導入として書き残す。
私の犯罪は知識、そしてそれを追求したことだ(ただ、真実を暴くために、これらが唯一の犯罪ではなかったことを認めざるを得ない)。私の捕獲者は、我が生涯の労働の成果を否定する意思を持っている。

 知識には価値が付与されると彼らは言うが、それは力の均衡を保持しているのだ。計画通りに、この学術書と私の言葉がこの壁の外に行けば、少なくとも、私の過去に意味が生まれる。

 親愛なる読者よ、私は今、ジャックダウと共に揺らされている。この文書が君に真実を剥き出しする方法を伝えるというのが私の最後の希望であり、私の死は無駄ではなかったと証明してほしい。おそらく、私が学んできた教訓は君に、彼らが私に貢献してきた物よりわずかに優れて役立つはずだ。

 私はエマニュエル·ハリス博士、そして、これは私の物語である。しかし、正確には私の物語ではない..

マリフォーの簡潔なる歴史
 我々が知り始めるにはここからが良い。シティと長きに渡るその発展について、そして最初の移民が訪れる前の歴史について語ろう。

人類が訪れる前には上級神と下級神に分類される二つの種族が居住していた。
彼らは長い間、平和に過ごしていた。しかし、上級神が退廃し、暴虐的になり、下級神と争い合うこととなった。
 いくつかの情報ではわずか2週間ほどぶつかり合ったとされている。別の情報では数世紀もの間、激しい口論を繰り広げていたとされている。
上級神は同種族の間で争い、下級神は緩やかに衰退していったと付け加えているものもあった。

 想像し得ない規模での終末で起こり得る全てのことが起こった。疫病と死が通りを掌握していた。奇妙な世界は全体をバラバラに引き裂かれ、最後には強大な闘争の爪痕をマリフォーに残した。人類が訪れる千年後まで語られることはなかった。
つづく…