Malifaux マリフォー

Through The Breach ~ロストメモリー Part3~意訳

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ブリーチ、開く
 鋭い、銃声のように鳴り響く音や雷鳴が溢れ出る小さな裂け目が恐ろしい光と共に次第に大きく開かれていった。解き放たれたエーテルエネルギーは、紛れもない大惨事を引き起こした。アースサイドの儀式場(私はその古い名前をあえて記さない)をシティは完全に囲い、すぐにこれを間引いた。

 ブリーチの開口部から放たれた巨大な衝撃波は巨大な建物が地面に衝突することを引き起こした。同時にあちらの圧倒的な基板によって、こちらのより小さな構造体が砕かれ、破片はまるで子供のおもちゃのように空中に投げ捨てられた。

 この物理的な荒廃が十分ではなかったかのようにエーテルの急増はこの覚醒においてただシティの多くの住民たちの生命力を奪うという結果を残すのみであった。その場所は瞬く間に無価値になった。ただ廃墟と狂気、そして死体が残る場所に変わっただけだった。我々の世界でこれ以前にあるいは現在までに、短時間でこれほどの災害が起こったことを私は知らない。

ブリーチが開かれた最初の瞬間は確かに何が起こったかわからず、パニックに陥ったに違いない。周囲には何もなかったが、静かな荒野が広がっていた。ブリーチの周りには瀕死の苦しげなうめき声と哀悼の悲しげな泣き声に満ちていた。死体は朽ち果てて地面に散らばり、灰のベールが空気中を重たげに漂う。
その中で破裂した鼓膜を押さえ、目を引き裂かれて一筋の血を流し、または原型をとどめない手足を揺らす者達がいた。あるいは優しく死んだ同胞を抱きかかえる者達もいた。

幾人かは虚ろな瞳で眺め、ぶつぶつと独り言を語り、ふらふらと揺り動き、中にはしっかりと自我を保っていたが、彼らは正気だけでなく、魔力も失っていたのだ。さらに他の者は恐怖のあまり口をだらしなく開けて、周りの荒廃した光景を見つめ、立ち尽くしていた。

 少数の幸運な者たちは無事に生還し、完全な魔力を持ちながらブリーチの前に立っていた。しかし、彼らの魔法の適性や能力は指数関数的に増加し、想像を絶するパワーが新たに走っていることを感じた。伝説の時代にて多くのアークメイガスの生涯を賭して果たされたであろうエーテル操作の偉業を彼らは身振りや詠唱によって突如、成功させたのである。
 これまでで最も強力なマギ、コンジャラー、シャーマンは儀式のために寄り集まり、そして、これまでの人類の歴史において証明された中で最も素晴らしい魔法のイベントの結果に立ち会えたのである。大惨事は確かに急だったにもかかわらず、生存者は彼らの褒賞を勝ち取ったのである。
つづく・・・

Through The Breach ~ロストメモリー Part2~意訳

1787(1P.F)人類の到来
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マリフォーの運命的な出来事の真実は不明であるが、人類がアースサイドからシティへ最初に踏み入れた時に伽藍堂の石畳の通りや建築物を発見し、それが印象深く記憶に刻まれたことは確かである。
この新しい世界への進出した際に、まず不気味で人気のない大都市を発見し、これを探索した。
 そして、最後には互いの殺し合いが始まった。

ブリーチ、開く
 何百年もの間アースに流れ出ていた魔力は徐々に弱まっていった。古の時代の超自然的偉業はゆっくりと衰退し、かつてこれに従事していたウィザード、オカルトマスターが驚異的な力を振るっていた事も神話と伝説へ成り果てていた。はるかに難解な技を持つ熟練した術者が扱う最も簡単な呪いですら我々の理解の範疇を超えている。
 当時の多くの学者は、古き時代の壮大な物語や幻想的な作り話はその全てがあからさまな捏造であると考え、超自然的存在そのものを疑った。

 しかし、真実はメイジと高等術者による偉大な古代社会は実在したというものだったが、この時にはすでに彼らの偉業の最後の痕跡は全て失っていた。
これらの神秘的体系の残された末裔たちは、密かに集まりながら、聡明にして大胆な契約を形成し、交わしたのである。

 それはグレイトコールと呼ばれ、地球上のあらゆる場所に送信された。これは魔法の断片を持つ彼らが生き残っていたことを意味する。

 地球上の全ての道から、または端から端までから最後の末裔たちが現れた。シベリア平原からは白ひげの賢者が、アフリカの最も深いジャングルからは魔女が、パリからはメガネを掛けたサロンの客が、ストイックなブハラタの教祖が、古きジプシーの老婆が、砂漠地帯のイスラム教国の高官が手にして来た残されしアーケインスパークのありとあらゆる手がかりは絶望的な策略に集約された。

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それは魔法がこの世から消えていないことを確かめるための大儀式であった。

 彼らは、ブリーチへの扉を裂く儀式は想像を超えて過酷だったと言う。昼夜問わず、集まった術者たちの詠唱は、彼らの荘厳なるエネルギーを残こらず注いだ。幾人かは魔力の根源から果てたが生還し、他の者は喜んで絶望的な儀式の最後に自身の残りの人生を放棄した。

 それは異常な光景だったに違いない。当時、最上級のエーテルの使い手たちが、円陣を組み、太古の力の言の葉を唱え、古代の不可解な所作を経由して意志をチャネリングし、地球に残された超自然的エネルギーの残滓を通じて燃え盛った。

 ほんの一瞬、安堵が漂ったが、初めの涙は非常に小さかった。生き残ったメンバーの多くからは、高揚のあまり目から涙が零れ落ち、畏敬の念に駆られ息を呑んでいた。
 そして、最後にようやく成功したと認識したのだ。この少数の誇り高き人間が卑しき終焉から敬愛する魔法を保存したのであると確信した。

しかし、成功の余韻を噛みしめる時間はなかった。
つづく…

Through The Breach ~ロストメモリー Part1~意訳

 先日、MalifauxのTRPG”Through The Breach”を購入したので、Malifauxの歴史について書かれたロストメモリーを意訳してみました。意訳といっても直訳が多いので意味がわかりづらい部分があるかもしれませんし、間違っている部分もあると思いますので、指摘してもらえますと助かります。
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 この章で書かれていることはエマニュエル·ハリス博士なる人物が獄中にて自身の研究していたMalifauxの歴史を書き記した物であるといった演出がなされています。

ロストメモリー
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 ブリーチへの初めての突入は常に圧巻である。私がしばらくシティに住んだ後のことだが、唸るエンジンを間近で見てきた。電車の内側から、近くで亀裂を見る明確な方法はない。不気味な光があっという間に近づき、まばゆいばかりの光が通過することは容易に想像がつくからだ。

 アースサイドからブリーチサイドへの変化は明白である。君は君の骨の中に、空気中に、間違いなくあなたの自身から、すぐに変化を感じることができるだろう。その大半はゆっくりと消えていく認識でしかない。しかし、彼らの魂の奥深くで確固たる感覚が燃えてくるだろう。ある種の力が目覚め、運命を決定的に変更される。

 これを最後の書状として、仕事をすすめ、座して牢に囚われ、避難されながら死ぬ我が生涯の導入として書き残す。
私の犯罪は知識、そしてそれを追求したことだ(ただ、真実を暴くために、これらが唯一の犯罪ではなかったことを認めざるを得ない)。私の捕獲者は、我が生涯の労働の成果を否定する意思を持っている。

 知識には価値が付与されると彼らは言うが、それは力の均衡を保持しているのだ。計画通りに、この学術書と私の言葉がこの壁の外に行けば、少なくとも、私の過去に意味が生まれる。

 親愛なる読者よ、私は今、ジャックダウと共に揺らされている。この文書が君に真実を剥き出しする方法を伝えるというのが私の最後の希望であり、私の死は無駄ではなかったと証明してほしい。おそらく、私が学んできた教訓は君に、彼らが私に貢献してきた物よりわずかに優れて役立つはずだ。

 私はエマニュエル·ハリス博士、そして、これは私の物語である。しかし、正確には私の物語ではない..

マリフォーの簡潔なる歴史
 我々が知り始めるにはここからが良い。シティと長きに渡るその発展について、そして最初の移民が訪れる前の歴史について語ろう。

人類が訪れる前には上級神と下級神に分類される二つの種族が居住していた。
彼らは長い間、平和に過ごしていた。しかし、上級神が退廃し、暴虐的になり、下級神と争い合うこととなった。
 いくつかの情報ではわずか2週間ほどぶつかり合ったとされている。別の情報では数世紀もの間、激しい口論を繰り広げていたとされている。
上級神は同種族の間で争い、下級神は緩やかに衰退していったと付け加えているものもあった。

 想像し得ない規模での終末で起こり得る全てのことが起こった。疫病と死が通りを掌握していた。奇妙な世界は全体をバラバラに引き裂かれ、最後には強大な闘争の爪痕をマリフォーに残した。人類が訪れる千年後まで語られることはなかった。
つづく…

Malifaux インスト会

 道に迷いながらも10月18日にHobbyShop ArrowsでMalifauxのインストをしていただきました。
元々、このゲームにはスチームパンクとゴシック・ホラーの雰囲気を持つイラストが気に入っていて、興味があり、機会をいただけるということで、すぐさま飛びつきました。
 アルカニスト”ラスプーチナ”対ギルド”ルシウス”でのインスト戦です。
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まず目についたのがラスプーチナ達がクリア素材のミニチュアだったことです。聞けば限定販売されていた品で塗装なしで公式大会にも出せるものだとか。
 氷の魔女というだけあり氷のゴーレムに子鬼とファンタジー色の強い勢力です。ホラーチェック無視やダメージを軽減するアーマー持ちで、死んだら爆発するのが特徴的でした。
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 対するルシウスは怪しいマスクマンとギルドガードの一団を従えたマフィア風な勢力です。仮面の貴公子のような格好のルシウスは歩くだけで味方を恐れさせ、強制的に行動をさせる能力を持ちまんまマフィアのボスを表現しています。でも、渋くてかっこいいキャラですね。それでいて銃あり、剣あり、アーマーありとバランスのとれた勢力ですので、厄介そうです。
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 イントロとして25SS(ポイント)でのゲームを行いました。
このゲームはサイコロによるランダム判定をするのではなく、50数枚の山札を用いて判定をするのですが、これとは別に6枚の手札を使って修正ができます。ラスプーチナの勢力は手札を多く消費させやすい能力を持っているように思えました。
 初めてのプレイでしたのでこのシステムに戸惑いましたが、運要素が薄くなり、プレイヤーの判断次第でゲームが展開されるのは面白いですね。勝利条件も多岐にわたり、最後まで優劣が分かりづらいのでボードゲームに近いプレイ感でした。

 インスト戦が終わり、続く50SS戦を観戦していました。
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 ネヴァーボーン”ドリーマー”の勢力はとにかくバラエティーに富んだ勢力でした。テディーがいて、タコ星人がいて、未亡人クモがいてと個人的にドストライクなモデルの数々。楽しそうだなぁ。
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 どうもドリーマーはこの化け物(ちょっぴー)に追われているようで、これを再現するのに一定の条件下でドリーマーとチョッピーを入れ替えます。ドリーマー自身は悪夢を生む能力を持っていまして、これだけでも面倒なのに、怪物にも変わるというんですから怖いものです。
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 草木も眠る丑三つ時ルシウス率いるギルドとドリーマーのナイトメア軍団が教会前で対峙。テレインが少なくてもテーマが一致していれば絵になるなぁ。
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 その後、二転三転ゲームが動いたのですが、いかんせん日が浅いもので状況が読みきれませんでした。
 わかったことは強そうだったテディが複数の相手を前にしたらさすがに死ぬくらいのバランスだということですね。ネヴァーボーンは柔らかいのが欠点とのことでしたので1ターン2,3体増えるドリーマーだからこそ驚異的に見えたのかもしれません。

 このゲームは本当によく出来たミニチュアゲームで他のゲームとはまた違った遊び方を楽しめます。
何よりイラストに近づけたモデルが精工でとても格好良く、ファンタジーとスチームパンクの合わさった世界観は心躍ります。
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